タコスケが、知った風な口をきくブログあるいは頭の悪さを露呈してみるブログ


by takosuke-21

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 TUTAYAの新作コーナーの膨大な作品の中に、背表紙だけでボクの足を止まらせる作品があった。
 「チアリーダー忍者」。
 背筋にゾクゾクするものを感じながら手に取ってみる。目に入ってきたのが
これ
だ!
 このジャケット! このアオリ! そしてこのストーリー! もう観るしかないだろ!?
 ってことで早速観てみた。

 脱力系バカ映画だった。

 まず「最終絶叫計画」並に品がない。本場アメリカ人なら笑えるのかもしれないジョークらしきものが連発されるが、純日本人のボクには笑うところなのか、「オ~ゥ」とその下品さをいやがるフリして喜んでみればいいのかわからなかった。しょうがないから苦笑してみた。
 そして「アタック・オブ・ザ・キラートマト」並の低予算映画である。たぶん「ヴァン・ヘルシング」の台本の製本代の方が高いだろう。ワイヤーアクションどころかスタントマンも雇えなかったようで、危険なシーンではダッチワイフがその代わりを果たす。そういうわけでアクションもてんでダメである。ジャケットの金髪美女の勇ましい蹴りはどこへ行ってしまったのか。
 お色気の方もゾンビソフトにやられた男子学生たちが流すヨダレのインパクトの前にかすんでいる。パンツ見せたり、みだりに胸をさらしたりするのはお色気ではない。ジャケットの金髪美女たちのあのおみ足は・・・って、この美女達本編に出てきてないよ・・・なんてことするんだ・・・俺の期待を踏みにじりやがって・・・。
 まあ、ダッチワイフのスタントを観たい方は必見といえよう。あ、予告編も必見。本編よりも予告編をお奨めする。
 ちなみに配給はアルバトロス。あの「クィーンコング」を買い付けてきた会社である。
 明日は吹き替え版でみてみよっと。
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by takosuke-21 | 2004-09-20 00:07 | 映画(ネタバレ含)
 かみさん主催「映画好き友の会」第6回鑑賞作品。
 モンスターハンターがモンスターを倒す話。もうちょっと細かく書くとヴァンちゃんがドラキュラ、フランケン、狼男を相手に奮闘する話。彼が何者なのかはよくわからないが、怪物ランドのプリンスではないことは確かそうだ。
 なんかもう、びっくりするくらい金のかかってそうな映画である。他国に同じものを作れと言ってもたぶん無理だろう。少なくとも日本では無理である。円谷あたりががんばって別の味わいのあるものに仕上げてくれるかもしれないが、同じものは無理だ。
 さらに、そりゃもうすっ飛ぶ。主人公もヒロインも怪物も脇役もみんなすっ飛ぶ。ちぎってはすっ飛び、すっ飛んではちぎりだ。すっ飛んだ合計距離だけなら「マッハ!!!!!!!!」を超えているだろう。いや、較べることろは他にないんだが。
 その分、脚本はダイナミズムに欠ける。なんのひねりもない。ハラハラどきどきもしない。が、金力にものをいわせて終始ドタバタしているのであまり気にならない。というか、気にしてもしょうがない。冒頭でフランケンが追いつめられる風車小屋だとか(その後の展開からして、一種のフランケン救済映画なのかな、という印象を受けた)、トンデモグッズの揃った研究室で007シリーズを連想させたりなど、けっこうニヤリとできるので、このテイストを大事にして、次回作ではもう少しじっくりと物語を見せていただきたい。
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by takosuke-21 | 2004-09-11 00:02 | 映画(ネタバレ含)
 田舎の女子高生がジャズやる話。実は「ウォーターボーイズ」が大好きなので楽しみにしてた。
 監督は、「男の子が女の子になってシンクロがジャズになっただけじゃないか」という意見に対し、「勝手に言ってれば?」というスタンスでいるらしいので、言わせていただく。基本的に男の子が女の子になってシンクロがジャズになった映画である。
 が、大きく違うところもある。前作が友情やら絆やらを丁寧に描いていたのに対し、今作はノリとテンポを重視しているのだ。いや、ノリというよりお約束だとかご都合主義に近いものがあるのだが、その辺の期待を裏切らない展開が観客との一体感を生み出していて、それがヒット曲を聴くかのように心地よい。つまり、前作はシンクロであり、今回はスウィングなのだ。たぶん。
 そういうわけで、かなり健全な映画である。ただ悩みや失敗もなんとなく解決してしまうので、教育的とはいえない。世の中こんなに甘くない。まあ、軽い気持ちで、例えば学園祭の吹奏楽部の演奏を聞きに行くような、そういうノリで観に行けば何となく得した気持ちにさせられる映画である。
 ちなみにイノシシとの対決は必見。見逃すな。
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by takosuke-21 | 2004-09-11 00:01 | 映画(ネタバレ含)
 金城武、チャン・ツィー、アンディ・ラウの夢の競演。チャン・ツィーの一人勝ち。内容的には期待はずれでした。

 以下ネタバレ。
 「HERO」のスタッフが再結集してしょうもないもん作ったな、というのが正直なところ。同じ中国武侠ものということで、どうしても較べてしまうわけだが、どうにも前作よりも話のスケールが小さすぎるのだ。
 唐の大中13年、凡庸な皇帝と政治の腐敗から各地に叛乱勢力が台頭。その最大勢力「飛刀門」討伐の命を受けた県の捕吏・劉は、前頭目の娘と目される盲目の踊り子・小妹を捕える。口を割らない小妹に対し、劉は同僚の捕吏で武芸の達人である金とともに、ある計略を謀る。それは身分を偽った金が小妹を救い出し、その信頼を得て飛刀門の拠点に潜入するというものだった。目論見通り、小妹は金との逃避行を開始。劉も金と密通しながら2人の後を追う。だが3人の行く手には、それぞれの思惑と愛憎が絡む宿命の物語が待ち構えていた…。(以上シネマスクランブルから引用)

 朝廷の官吏二人と反朝廷組織メンバーが三者三様の思惑を持って絡み合う、やがて生まれる愛、めくるめくどんでん返しの嵐、最後に笑うのは誰だぁっ! というお話なのかと思いきや。中盤から一気に明かされるパッとしない真実の数々。チャンだけでなくアンディも「飛刀門」でした、そんで二人は恋仲なのでした、ちなみにわたし盲目じゃないよ、というオチであり、全部分かってみれば、なんと騙されていたのは金城一人だけなのである。しかもチャンが踊り子として働いていた遊郭の主人も「飛刀門」の幹部。これだけ金城包囲網が出来ているのに、なんでわざわざこんな計略を練らねばならんのか、さっぱり釈然としない。しかもこの計略のために、朝廷にアジトまでばれてしまう。いいことあったのかこの作戦。
 で、一度は「飛刀門」に囚われの身となり、死刑宣告される金城だが、アンディより金城を選んだチャンの手により無事脱出。計略水の泡。その後アンディと金城の決闘となる。朝廷の兵達は今まさに「飛刀門」のアジトに襲撃をかけようとしているのに、二人は女の取り合いである。
 王に諌言するために命を懸けたジェットやトニーに較べて、あまりにアレじゃないか? いや、愛は重要さ。でも、もっと歴史を動かす愛、ってやつを描いてくれてもよかったんじゃないか? まあ、そのへんは好みの問題だと思うけど、どちらにせよ物語としては破綻してるのは間違いない。「陰陽師2」以来のトホホ映画でした。
 あと、映像美、という点にしてもいまいちな印象。前回同様、シーン別に色分けしてるようだのだけど、意図がよくわからない。ただたんに分けたかっただけなのかな?
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by takosuke-21 | 2004-09-11 00:00 | 映画(ネタバレ含)