「ハルク」 ジェニファー・コネリー度★★★
2003年 08月 09日
言わずと知れている訳でもないかも知れませんが、「スパイダーマン」や「X-MEN」で有名なマーベルコミックの人気作品の映画化です。実験中の事故で大量のガンマ線を浴びてしまった科学者が、なぜか怒ると緑色の巨人に変身してしまうようになってしまう、というお話です。例によって、以下ネタバレです。
なんか、すっごく丁寧に中途半端なものを作ったなぁ、というのが感想でしょうか。
監督はアン・リー。「グリーンデステニィー」の監督です。この2作を観ていて思うのは、人間の心理というか、心の機微とかを大事にするって割にその表現が下手だなぁ、ということ。いや、受け手たる僕の感性が欠落しているのかも知れないし、脚本が悪いのかも知れないけれど、登場人物が何を考えてるのかいまいちわからないんですよ。特に今回の場合はキーマンである主人公のお父さんが何をしたいのかよくわからない、というところが、観ながら消化不良をおこす原因となっています。まあ、30年も監禁されてりゃ気も狂うでしょうから、何をしたいのかわからなくて正解なのかもしれないですけどね。
あと、個人的には「フランケンシュタインの怪物」とか「バオー来訪者」的な悲劇を期待していたんですけれど、アメコミヒーローではそういうわけにもいかなかったようで・・・。うーん、残念・・・。
まあ、ジェニファー・コネリーが出ていたので、すべてを許します。スパイダーマンみたいな派手さを期待しなければ、おもしろく観られると思いますよ。
なんか、すっごく丁寧に中途半端なものを作ったなぁ、というのが感想でしょうか。
監督はアン・リー。「グリーンデステニィー」の監督です。この2作を観ていて思うのは、人間の心理というか、心の機微とかを大事にするって割にその表現が下手だなぁ、ということ。いや、受け手たる僕の感性が欠落しているのかも知れないし、脚本が悪いのかも知れないけれど、登場人物が何を考えてるのかいまいちわからないんですよ。特に今回の場合はキーマンである主人公のお父さんが何をしたいのかよくわからない、というところが、観ながら消化不良をおこす原因となっています。まあ、30年も監禁されてりゃ気も狂うでしょうから、何をしたいのかわからなくて正解なのかもしれないですけどね。
あと、個人的には「フランケンシュタインの怪物」とか「バオー来訪者」的な悲劇を期待していたんですけれど、アメコミヒーローではそういうわけにもいかなかったようで・・・。うーん、残念・・・。
まあ、ジェニファー・コネリーが出ていたので、すべてを許します。スパイダーマンみたいな派手さを期待しなければ、おもしろく観られると思いますよ。
by takosuke-21
| 2003-08-09 00:00
| 映画(ネタバレ含)